京都市営地下鉄、祝34年ぶり経常黒字 [雑感]
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喜んでいいのか、今までの業績を悲しむべきなのか悩ましいニュースです。京都市営地下鉄が開業した1981年の翌年度以来33年間にわたって赤字続きだった京都市営地下鉄事業について、2015年度の経常損益が黒字になったそうです。利用客の増加などが要因で、経常黒字化の理由は、ロームシアター京都など沿線の集客施設の整備で1日平均の乗客数が前年度比1万3千人増の37万2千人まで伸びたこと、駅ナカビジネスの積極展開によるテナント料収入の増加だそうです。
京都市営地下鉄は、利用客数は他の政令指定都市と比べても決して少ないわけではありません。しかし、京都という土地柄、掘れば掘るほど遺跡がみつかり、其の都度工事が中断。結果として当初想定していた工事費で全く収まらなかったことによる有利子負債が経営を締め付けていたのですね。
そのため、京都駅、四条駅をはじめ、乗降客数の多い駅にコトチカという駅ナカ施設を相次ぎ開設しています。
その他面白い取り組みがありました。市役所が地下鉄増客プロジェクトをたちあげて何とか赤字脱却を図っていました。その中で、市役所職員がつくったキャラクター『太秦もえ』が、地下鉄利用を訴えるポスターを地下鉄駅構内などに配布していたところ、そのキャラクターが人気になり、とうとうアニメにもなるそうです。
本当に世の中面白いです。何があたるかわかりません。この事例は旅行企画担当者としてヒット商品をつくるための勉強になりました。
もしかしたら、赤字脱却はこの太秦もえちゃんも多大に貢献していたのかもしれませんね。
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喜んでいいのか、今までの業績を悲しむべきなのか悩ましいニュースです。京都市営地下鉄が開業した1981年の翌年度以来33年間にわたって赤字続きだった京都市営地下鉄事業について、2015年度の経常損益が黒字になったそうです。利用客の増加などが要因で、経常黒字化の理由は、ロームシアター京都など沿線の集客施設の整備で1日平均の乗客数が前年度比1万3千人増の37万2千人まで伸びたこと、駅ナカビジネスの積極展開によるテナント料収入の増加だそうです。
京都市営地下鉄は、利用客数は他の政令指定都市と比べても決して少ないわけではありません。しかし、京都という土地柄、掘れば掘るほど遺跡がみつかり、其の都度工事が中断。結果として当初想定していた工事費で全く収まらなかったことによる有利子負債が経営を締め付けていたのですね。
そのため、京都駅、四条駅をはじめ、乗降客数の多い駅にコトチカという駅ナカ施設を相次ぎ開設しています。
その他面白い取り組みがありました。市役所が地下鉄増客プロジェクトをたちあげて何とか赤字脱却を図っていました。その中で、市役所職員がつくったキャラクター『太秦もえ』が、地下鉄利用を訴えるポスターを地下鉄駅構内などに配布していたところ、そのキャラクターが人気になり、とうとうアニメにもなるそうです。
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