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京都市バス、混雑緩和へ「前乗り・運賃先払い」の実証実験 [雑感]

10月になって、京都はめっきり寒くなり、いよいよ観光シーズンの真っただ中になりました。街中、どこを見渡しても観光客であふれかえっているような状況の中、市民の足である京都市バスの混雑は観光客の増加の影響を受け、遅延は当たり前の状況となっています。スムーズな乗降が期待された市バスの交通系ICカード対応も焼け石に水の状況です。

そのような混雑を緩和する目的で、10月に市バスの乗降口を入れ替える実証実験が行われています。従来は後ろから乗って、前で運賃を支払い降りる形式だったところ、この方式が混雑を生んでいるのではないかとの分析から「前乗り後ろ降り」方式の実証実験を、京都駅と銀閣寺前を結ぶ100号系統の「洛バス」の1路線を対象に初めて実施しました。

この結果を踏まえて、今後乗降口を入れ替えるかどうかを検討するとのことですが、実際に変更するとなると、乗り場に設置した点字の変更など、費用がかなりかかるそうで、一筋縄ではいかないようですが。。。

実際に京都に住んでいると、乗降にかかる時間の影響による市バスの遅延の深刻さは、大問題なので、混雑緩和に効果があるといいですね。


ちなみに、これからの観光シーズンに京都を訪問される方に強くお伝えしたいことがあります。マイカー・レンタカーでの観光地めぐりは、駐車場探しに要する時間や、観光地周辺での阿鼻叫喚な大渋滞によって、結局ゆっくり観光できなくなってしまいます。観光地は異常に高い駐車料金を設定していたりするので、ぜひ京都市内到着後は、公共交通機関を利用して観光されてくださいね。
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