水郷柳川のこたつ船で川下りと名物ウナギのセイロ蒸し博多から小一時間の観光名所

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水郷柳川のこたつ船で川下りと名物ウナギのセイロ蒸し博多から小一時間の観光名所　[番外編　博多] [編集]

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福岡・博多に旅行するなら、併せてぜひ訪れてみてほしい水郷のまち、柳川について本日はご紹介したいと思います。柳川は、福岡の中心地天神から西鉄電車で約５０分のところ、福岡県南の地域に位置しています。北原白秋の生家がある、この柳川市は市全体に「堀」が大規模に巡っていて「水郷のまち」と呼ばれています。船頭さんが竿を使って船をすすめていく、ひとときの舟旅が楽しめるのが、柳川の名物のひとつ、川下りです。

とても雰囲気のいい街並みを見ながら川下りを楽しむことができます。

冬場、１２月から２月までの間は、火鉢で暖めたこたつを舟に乗せた、「こたつ船」で寒さを感じず楽しむことができます。

この日は、川下りのお客さんのグループのおばあちゃんの名前を聞き出した若い船頭さんが、おばあちゃんのお名前を唄にし、大変盛り上げてくれました。柳川地方の唄と方言で案内をしてくれ、船を下りるまで退屈することがなかったです。

この柳川では、結婚式の際に川下りをされる習慣があるそうで、運が良ければ新郎新婦をご覧いただけることもあるそうです。

また、琴奨菊関が優勝された際は、川下りの水上パレードで大変賑わったそうです。

ところで、柳川のひな祭りは「さげもん」と呼ばれています。2017年は2月11日～4月3日のあいだに「柳川雛祭りさげもんめぐり」が開催され、商店街や観光施設において雛飾りがご覧いただけます。「さげもん」とよばれる柳川ならではの雛飾りは、とても華やかできらびやかです。

またお堀には5月下旬～6月上旬頃、花しょうぶがたくさん咲きほこります。川下りと菖蒲見物はとても素敵です。

柳川のもう一つの目玉は、ウナギのせいろ蒸しです。柳川にはウナギ屋さんがたくさんありますが、特に人気なのが「若松屋」と「元祖本吉屋」の２軒ということで、本日は「若松屋」さんを訪問してみました。川下りの船着場横にお店を構える、安政年間創業のお店です。１５０年ほど営業しているとのことです。